NURO光のキャンセル方法

NURO光はクーリングオフの代わりに初期契約解除制度が利用できます。次に制度の内容について詳しくみていきましょう。

初期契約解除制度とは、通信サービス契約に適用され、事業者の合意なく自分の意思のみで解除できる制度です。クーリングオフは電話や訪問セールスによる契約が適用の対象となりますが、初期契約解除制度であれば店頭での契約も適用に含まれます。NURO光もこの制度の対象となるため、意に反して契約してしまった場合は、この制度を利用するのがおすすめです。ただし、解約期間が契約から8日間と短いため、早めにキャンセル手続きを行う必要があります。

初期契約解除制度の対象となるのは、自らの意思に反して契約した通信サービスが対象となります。光回線は対象となりますが、通信サービスの中には対象外となるものがありますので注意が必要です。上述でも説明しましたが、初期契約解除制度では店頭で申し込みした場合であっても対象となります。通信サービスにはプラン内容が複雑なものが多く、利用者が良く理解しないまま契約しているケースが散見されたため、この制度が導入された背景があります。

初期契約解除をするには、ハガキなどの書面もって初期契約解除を適応したい旨を業者に通知すれば良いとされています。もし、書面だけでは不安に感じる場合は、電話でも直接連絡するのが確実でしょう。解除の際は、初期契約解除制度を適用したい旨を伝えるのがポイントです。これが相手に伝わらないと、通常のキャンセルと思われてしまい、違約金発生やトラブルにつながることもあるため注意しましょう。

初期契約解除制度は、契約してから8日以内にキャンセルしなければいけませんが、もう一つ注意点があります。初期契約解除制度を適用してキャンセルした場合、違約金や賠償金は免除されますが、実際にかかった工事費用や事務手数料は免除されません。そのため、すでにNURO光回線の工事が済んでいる場合は、違約金10,450円（税込）は発生しませんが、工事費用44,000円（税込）は負担しなくてはいけませんので、解除するタイミングが非常に重要となります

以下のNUROサポートデスクへ電話連絡をして、キャンセルを申し出る必要があります。

NUROサポートデスク
電話番号：0120-65-3810　受付時間：9～18時（1月1日と2日を除く）

サポートデスクは全ての問い合わせに対して対応していますので、電話がなかなか繋がりづらいことがあります。また、夕方以降や土日は繋がりづらい傾向があるため、平日の日中に問い合わせするのがおすすめです。キャンセルが遅れて違約金が発生しないように、早めにキャンセル手続きを済ませるようにしましょう。

まずは、代理店にキャンセルの連絡を行いましょう。店舗によって営業日や受付時間がことなりますので、事前に確認してから連絡を取るようにして下さい。

代理店でキャンセルする場合は、オプションも忘れずにキャンセルしましょう。一緒にキャンセルをしないと、NURO光の本契約のみキャンセルされて、オプションのみ基本料金が発生し続けることになりますので、注意しましょう。

代理店の中には悪質な業者もおり、偽りの情報を与えて引き留めようとする所もありますので、NURO光のサポートデスクにも合わせてキャンセルの連絡を入れておくことで無用なトラブルを防ぐことができるでしょう。

NURO光をキャンセルする場合は、次に紹介する4つのポイントについて必ず押さえておきましょう。

ONU（Optical Netowork Unit:光回線の終端装置）のレンタルを受けている場合は、必ず返却をしましょう。NURO光の公式ホームページで、設置された機器の取り外し方法や返却方法が掲載されていますので、ホームページを確認しながら返却手続を忘れずに行ってください。

屋外工事の2日前までにキャンセルする場合は、工事費や違約金は発生しませんが、工事によってできた配線の跡を元に戻すための費用は、自己負担となる場合があります。原状回復しない場合は料金が発生しませんが、原状回復するのであれば料金かかかる可能性があることを覚えておきましょう。

NURO光は、キャンセルしたとしても後で再契約することができます。また、屋外工事の前日までにキャンセルしている場合は未契約状態であると判断されるため、再契約時に特典やキャンペーンを利用することができます。ただし、工事完了している場合はこの限りではありませんので、再契約時に特典やキャンペーンを利用することができません。

NURO光は、屋外工事の2日前までにキャンセルすれば違約金10,450円（税込）と、工事費用44,000円（税込）は発生しません。しかし、休日や電話が繋がらないなどの影響により、キャンセルのタイミングがずれることもありますので、工事前に余裕をもってキャンセルを行うようにしましょう。

NURO光のキャンセル方法や、キャンセル時に気を付けておくべきポイントについて紹介しました。本記事で紹介した以外にNURO光のキャンセルについて不明な点がある場合は、公式サイトや代理店に相談するようにしましょう。

ここでは、キャンセル以外の方法があるケースについて説明していきます。

「開通までの時間がわからない」「その間、スマホの通信費がかさんでしまいそう」と気になる方もいることでしょう。NURO光に申し込みをすると、すぐに使用可能なレンタルWi-Fiをお得な料金で利用できるのが特徴。

レンタルWi-Fiプランの1つである、「月間容量無制限プラン」は、利用開始した月を1ヶ月目とし2ヶ月目までの利用料金が0円となります。
※配送回収費用として初期費用が別途2,200円（税込）発生し、3ヶ月目以降は通常料金5,148円(税込)がかかります。

参照元：NURO光公式サイト（https://www.nuro.jp/hikari/flow_const.html?SmRcid=snt_snt_faq_knlge6961_wifi#wifi）2022年9月

NURO 光とNUROモバイルを同時に申し込むと、1年間NUROモバイルの月額基本料金が980円になります。NUROモバイルセット割なら、ネットとスマホをまとめてお得に契約したいと考えている方にぴったりです。申し込み方法は、NURO光の申し込み完了メールに記載されているNUROモバイルセット割引特典申込のURLから手続きを行いましょう。

ここでは、タイミング別NURO光のキャンセル方法・違約金について説明していきます。

初回の宅内工事を行った後にキャンセルする場合、違約金や工事費はかかりません。宅内工事は、家に回線を引き込んでONUを設置します。なので、キャンセル時にはONUを返却しなければなりませんが、それ以外に利用者の負担はありません。宅内工事を実施した時点で料金が発生するとイメージする方もいますが、このタイミングでのキャンセルは無料です。しかし、キャンセルが遅れてしまうと費用が発生する場合もあるため、不要な場合、早めに手続きをしましょう。

新規開通する場合、宅内工事を実施して別日に屋内工事を行います。無料でのキャンセルが可能なのは屋外工事の2日前までとなります。このタイミングを逃してもキャンセルは可能ですが、無料ではないため注意が必要です。しかし、申し込みキャンセルの申請フォームは工事日の3日前（17時まで）の受付となっているため、なるべく3日前までに申請しておくのが望ましいと言えます。

2回目の工事である屋外工事の場合、前日以降のキャンセルは30,000円費用が発生します。費用がかかるのにもかかわらずキャンセルするのはもったいない気もしますが、タイミングが送れるとさらに費用がかかります。キャンセルが必要なら、早めに手続きすると負担を抑えられるでしょう。

屋内工事が完了後、契約はすでに締結されている状態です。このタイミングのキャンセルは、実際のところ解約になるため、違約金9,500円を支払わなければなりません。

工事が完了していることから、工事費40,000円も全額負担となるので、49,500円が発生します。解約するタイミングがこれよりも遅れてしまうと、月額料金の支払いも必要になるため、注意が必要です。キャンペーンや特典などで、工事費が無料になる・キャッシュバックの受け取りができるといった場合でも、契約直後だと適用条件を満たしていないことも少なくありません。時期によってキャンペーンの内容や適用条件も異なりますが、一定期間継続的に利用することが前提となっています。

契約直後で解約すると特典を受けられないどころか、費用負担のみが発生することになるため十分注意しなければなりません。

※キャンペーン適用には各種条件があります。なお予告なく終了となる可能性があるので、事前に問い合わせてください。
参照元：NURO光公式サイト（https://www.nuro.jp/hikari/flow_const.html?SmRcid=snt_snt_faq_knlge6961_wifi#wifi）2022年9月

建物設備や施工する上での条件などで回線が引けないと判断された場合、NURO光側からキャンセルされることがあります。提供エリア内であっても、建物にケーブルを通す配管がなかったり、電柱から家にケーブルを引くのに国道や川をまたぐ関係で承諾を取るのに時間がかかったりするなど、さまざまです。

光ケーブルを家に引く屋外工事は、NTTが実施します。そのため、NTTが光ケーブルを提供できないと判断した場合、NURO光も利用不可能となってしまうのです。工事の可否は、申し込み後に工事担当者に見てもらわないとわからないことが一般的。NURO光の申し込みをする場合、宅内工事の希望日を記載しておき、早めに工事日が決まるよう手配しておくとよいでしょう。なお、NURO光側からのキャンセルは強制キャンセル扱いとなるため、屋内工事の前日以降でも違約金や工事費は発生しません。